My Experience 私の研修体験記
専攻医
S先生
専門研修1年目
山口大学医学部附属病院
山口大学医学部附属病院は、山口県内唯一の開放病棟と閉鎖病棟の精神科病床を有する総合病院です。そのため、難治例、診断困難例や身体合併症例が多く外来や入院に紹介されます。
診療科との連携も密であり、院内リエゾンや緩和ケアチームでの活動を活発に行っています。
専門研修2年目
山口大学医学部附属病院
2年目からはさらに担当患者数が増え、自ら主体となって診療にあたる機会が増えました。
専門研修3年目
山口県立こころの医療センター
急性期の患者さんを多く担当しました。
ケースワークの重要性、コメディカルスタッフの必要性を実感しました。救急に携わって一生懸命仕事をこなすだけでも、実りのある研修になりました。
入院患者は同時に12-18名担当し、外来は週1回半日で10-20名担当しました。
One week’s schedule 1週間の流れ大学精神科編
専門研修基幹施設である山口大学医学部附属病院での研修の一例です
(受け持ち患者の診察など)
3つに分かれたグループで診療方針について話し合います。
グループカンファレンスでの議論内容をまとめ、全体カンファレンスで共有します。
週に一度、外勤先の病院で勤務します。
外来患者さんの困りごとや精神科以外の病棟での困りごとに対応します。
専攻医の間は外来業務よりも病棟で担当患者と向き合う時間の方が長いです。一人ひとりの退院後の生活までイメージしながら診療方針を考えます。
月曜日以外は早めに帰れることが多いのでコツコツジム通いしています。コロナの感染状況が落ち着いている時は食事会をしたりもしています。
One week’s schedule 1週間の流れこころの医療センター編
後期研修医それぞれの希望に応じて、外部機関と連携しています
医局会では担当患者の診療方針について院長を含めた上級医と相談・共有します。基礎講座では新規採用の他職種の方とともに精神医療に関する様々なことを学びます。
病棟回診では様々な患者さんを診る経験になります。診療会議では患者さんのみならず、病院の運営についても多職種で検討します。
月・水・金の朝礼では、病棟稼働率や患者さんの入退院情報などを多職種で共有します。担当患者さんは多いですが、病棟診察に割ける時間も多く、1人1人の患者さんとしっかり向き合うことができます。
週に1-2回、半日の外来業務を行います。新規入院患者さん全例、入院時カンファレンスを病棟で行い多職種で方針を共有します。
週に1回、他院にてリエゾン業務を行います。せん妄の患者さんなど、総合病院でのcommonな疾患を診る経験になります。
月・火のカンファレンス以外では、きっちり定時に帰れます。時間外や休日は院内の当直医がしっかり対応してくれるので、気兼ねなく遊んだり飲んだり(もちろん勉強も)できます。
わたしは 1、2年目に専門研修基幹施設である山口大学医学部附属病院、3年目には研修連携施設の山口県立こころの医療センターで研修を行いました。