福岡や広島と近く、空港があるので東京も近く感じる一方で、地方の長閑な雰囲気があり、患者さんも温かい人ばかり。土地柄なのかゆったりしている人が多いですね。職場でも何でも相談しやすい雰囲気があります。

他県から入局した私を温かく迎えていただきました。見学時からウエルカムな雰囲気が嬉しかったですね。その雰囲気は今もそのまま。スタッフ間連携も取れており、患者さんにしっかり意識を向けることができています。

大学院には、遺伝子解析などを行なう「分子生物班」、認知機能をはじめ脳機能の研究をする「認知神経科学研究班」、患者さんを対象にする「疫学研究班」があり、臨床の視野を広げられるのも山口大学の魅力です。

専門医などの資格を満たす症例を確実に集めることができ、資格取得のための指導が手厚いと感じます。難治の症例で悩む患者さんをはじめ、県内では山口大学でなければできない治療もあるなど、やりがいも大きいですね。

学生時代の実習を通じて、現病歴にそれぞれの人生が大きく関係していることを知り、精神科に興味を抱きました。2024年には再整備事業で病棟が新しくなり、診察室も増えるなど、さらに働きやすい環境が整います。

先生方の素晴らしい人柄に触れ、入局を決めました。心理士や作業療法士を交え、職種の垣根を越えて連携しながら治療方針を組み立てられるなど、視野を広げられる環境も自慢です。