山口大学医学部精神科神経科

第29回日本摂食症学会学術集会に参加しました

2026年10月10日・11日に京都大学芝蘭会館で開催された第29回日本摂食症学会学術集会に、当院から医師・作業療法士・看護師の計5名が参加しました。

当科の樋口文宏が一般口演を行い、摂食症専門外来における初診後3か月の体重変化と、その後の入院導入との関連について報告しました。質疑では、外来での栄養管理や入院治療へ移行する判断について意見をいただき、今後の診療や研究を考える機会となりました。

また、樋口がラウンドテーブル「摂食障害懇話会の拡がり―なぜ私たちは摂食症治療を続けられるのか」に登壇し、2026年2月に初めて開催した福岡・山口摂食症懇話会の活動を紹介しました。症例検討や他施設の見学につながった経験を報告し、施設や職種を越えて診療上の悩みや工夫を共有する場の意義について意見を交わしました。

学会では、心理療法や家族への支援、多職種による治療、地域の診療体制づくりなどについて学びました。今回得られた知見を院内でも共有し、日々の摂食症診療に生かしていきたいと思います。

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